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2007年07月14日

テストって何だろう

 先日、新聞で「学力テストで不正」(東京の公立小学校)という記事を見ました。
 テスト中に、先生が誤答を指でさして児童に教えた、しかも校長先生の指示で(つまりは学校ぐるみで)こうしたことを行っていた、というもの。
 テレビのような報道機関では、この件を不正、すなわち良くないこと、として伝えるのでしょうけど……どうなんでしょう、実際のところ。
 自分が小学生だった時にこの話を聞いたら、多分単純に「ずるい」と思っただけだったでしょうけど。
 世の中には、そもそもテストなんてもの必要ない、という意見もありますよね。

 「テスト」というものを、充分に学習の習熟度を上げた上での力だめしと考えるなら、こういうことはしない方がいいかもしれない。
 でも、準備ができていない状態で、やる前から30点、40点しかとれないことがわかっているテストを受けるのは、かなりの苦痛です。自分もやったことありますよ、はい(笑)。
 じゃあテストの点をちゃんととるためにも勉強しようということになったら、目的と手段が逆になってしまうし。
 そもそもテストの存在自体、受ける側の子供にとってかなりのストレスにもなります。

 いわゆる「教育」問題が報道機関で取り上げられることが多い昨今。
 新聞ではまだしも複雑な事例を掘り下げた記事もありますが、テレビだと難しい問題に話が行く前に終わっちゃうんですよね……。学校とか、子供のこととかってそんなに簡単ではないよなあ、と思ったりします。

投稿者 YUKI : 2007年07月14日 13:17

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