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2007年05月29日

断食療法(2)

 断食は指導者についておこなうのがよろしい。断食はただ寝ながらテレビを観ていればいいというものではない。自己流でやってしまっては効果より弊害がまさる。
第一に、運動療法をしないと、筋肉が萎縮し、可動域が小さくなってしまう。生活を元に戻したときに不都合が出るのは良くない。
第二に、食欲とどう向き欲合うかだ。食欲をほとんど感じないという人は、終わって、普通食に戻したときこそ、危ないのだ。急激に食欲がでてくることがある。異常食欲に支配され、満腹感を感じることなく、食べ続けるという行動があらわれることがある。
だから、自己流では難しいのだ。

 中庸の生活、これを求めるが故の断食療法ではなかろうか。

 欲望には限りがない。しかし、そう言われても、自分で体験しなければわからない。
ある状況に置かれれば、満たされることなき欲望に行動を支配されてしまうものだということを知らなければならない。しかし、だからと言って、自分は欲望の一部ではない。欲望に支配されることなく、欲望からはなれた自分であるべきであろう。


投稿者 恵比寿 : 2007年05月29日 11:19

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