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2007年04月21日

大切なことは

 以前にも書いたように、自分は漫画が大好きです。最近読んだ漫画が、ちょっとさわやかな気持ちをくれました。
 主人公は十代と思しき少年なのですが、実は妻帯者です。なぜそんなに若いのに結婚しているのかというと、時代劇っぽい舞台だからなんです。
 漫画の場合は一見時代劇で実はファンタジー、というのもよくありますから、はっきりとはわかりませんが。
 お話も面白かったし、自分が「いいなあ」と思ったのは、主人公の生き方です。
 「他人がどう思うか」とか、「こうあるべき」とかではなく、「自分と妻が楽しく暮らしていく」ことを普通に大切に考えられる生き方が、なんだかさわやかでした。

 話は変わって、4月から新しく始まったNHKの朝ドラでは、ヒロインが恋人の実家である老舗旅館で女将を目指して修行するんだとか。
 ヒロインの父は国際的な大会で優勝したこともあるケーキ職人で、ヒロインはその父のもとでケーキ職人を目指していたようなので、ちょっともったいないと思うのですが……まあ、それはおいておくとして、ちょっと不思議に思ったことがあります。
 なぜ未来の旅館経営者の妻は、未来の女将でなければならないのでしょうか?
 まだ若い2人なのだし、いろんな形が考えられると思うんですよ。
 お互いに、こんなに好きになったのは初めて、とまで言っているのだし、2人にとって1番いい形を模索するところから始めてみては、と思うのですが……。

 お話の序盤、ヒロインの恋人の考え方は、「旅館の長男の妻だから女将にならなければならない」(自分の母がそうだった)、「母のような苦労を恋人にはさせたくない」、「彼女を幸せにできないなら、結婚しても意味がない」、「2人の関係には意味がなくなった」、「だから別れるしかない」……という感じになっています。
 こうした考えにはまっている恋人の姿は、当然ながらあんまり楽しそうではありません。

 誰だって、自分の近くにいる相手には楽しそうにしていてもらいたい。夫婦だって、親子だって同じですよね。
 せっかく大切に思える人がいるのなら、自分と、相手がどうしたら楽しく生きられるのか、将来ではなく「今」笑えるためにはどうすればいいか、まずはそれを1番先にもってきて、考えてみたなら。
 「ねばならない」をちょっとどけてみると、大切なものが見えることがあります。

投稿者 YUKI : 2007年04月21日 09:54

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