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2007年02月16日

21世紀の文学

皆様、いかがお過ごしでしょうか。今のところ風邪を引かずに済んでいる龍之介です。
ここ数日、ちょっと体がだるく、喉も痛かったのですが、どうやら何事もなく持ち直したようです。これも先日無病息災を願って食べた恵方巻のおかげでしょうか。とは言え、油断は禁物。引き続き、ケアを怠らないようにします。

突然ですが、ここでクイズです。
「昨年夏から自身のブログを始め、先日、そのブログをまとめた本を出版したテレビで人気のキャラクターは誰?」 (答えは後述)

さて、あれから引き続き、日本史の勉強をしているところなのですが、高校生のときにあまり関心がなかった文学史に今更ながら興味を持ち始めました。
そこで改めて気がついたのは、日記文学の多さでした。平安時代の国風文化だけでも『土佐日記』や『蜻蛉日記』、『紫式部日記』など、数多く存在しているのですから。
まさか、それが千年以上も後の学生を四苦八苦させているだなんて、当時の人たちは全く考える由もないでしょうね。果たして、天国にいる作者の方々はどう思っているのでしょうか。もしかしたら、言葉遣いも微妙に違っていることから、時折間違ったニュアンスで用いられているのを苦笑いしているのかもしれませんね。「このときの私の気持ちを全然分かっていない!」って、誰かが怒っていなければいいのですが。

現在の日本においては、ブログが日記文学の代表的な存在かもしれません。
最近では、ブログの書籍化も多く見受けられますし。現在放送中の「きらきら研修医」もブログがきっかけでドラマ化されたわけですし、これからはブログが新しい文学のスタイルになりそうな気がします。読む媒体が書物からパソコンになるという点では、ちょっと複雑な気持ちもあるのですが。
ちなみに、一番驚いたのは、あのガチャピンもブログを書いていたということです(これがクイズの答え)。運動神経が抜群な上に、ブログまで書けるなんて(しかも毎日更新しているし)、彼に弱点はないのでしょうか。ただ、キー入力は一度に3つのキーを同時に押すなど難儀しているようです。ブログの女王・眞鍋かをりに強力なライバル出現といったところでしょうか。

いずれにせよ、今後ブログが一つの文学として定着して、教科書に載る日も遠くないかもしれません。そして、何年後か、何十年後か、何百年後かは分かりませんが、未来の受験生を悩ませる可能性もありえそうです。ただ、そのときに、作者の誰かが「私の心境を分かっていない!」と怒らなければいいのですが。

投稿者 龍之介 : 2007年02月16日 00:04

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