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2006年12月21日

ちょっとやってみませんか?

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。年末年始に温泉にでも行こうかと思いつつ、結局は頓挫してしまった龍之介です。

「年末年始は温泉旅行にでも」と思ったのですが、旅行好きの知人にその話をしたところ、「手遅れ」と一蹴されてしまいました。どうやら、有名温泉地で年末年始を過ごしたいのなら、その前の年の年末には予約を入れなければならないとのことです。
要するに、2006年の年末に泊まるためには、2005年の年末には予約を入れておけということで、今からでは完全に手遅れだとか。そんなに競争の早いものだとは存じませんでした。
だとしたら、今からどこに行こうかとか考えている自分は、よっぽどの呑気者のようです。ただ、「ひなびた旅館ならまだ空いているかもしれない(知人談)」とのことです。さすがに今年は厳しいので諦めるとして、来年の年末に向けて今から準備でもしようかと検討しております。

さて、突然話を変えるとして、最近忙しくてなかなかできなかったのですが、久しぶりに献血をしてきました。
学生の頃から始めたので、かれこれ10年以上献血のキャリアになりますが、献血をして得られる喜びと言うものはいつまで経っても変わらないものです。

と言うのも、初めて献血したときに、看護士さんから「あなたの血によって、誰かの命を救うことができます。これからも誰かの命を救うために、献血を続けてくださいね」と言われて、とても嬉しかったことを、今でも鮮明に覚えているからなのです。
当時、誰かの役になっているのかと思い悩んでいた自分にとって、生きる希望が芽生えるほどの励みになりました。そして、この言葉があったから、自分の血によって誰かを救うという使命感を持つようになり、現在に至っているのかもしれません。

よく考えたら、別に特別な能力が必要なわけでもなく、特別な資格が必要でもない。ただ、健康な身体があるだけで、誰かの役に立てるのが献血なのです。ただ、それだけでこの世の中で役に立つ存在になれるのです。もし、自分がこの世の中に生きている価値があるのかとお悩みの人がいましたら、是非とも献血することをお勧めします。

尚、「針は痛くないのか」と不安に思う人もいるでしょう。正直、「痛くない」と言ったら嘘になります。ただ、痛みを感じるのはほんの一瞬です(血管に刺さる間だけ)。その一瞬さえ越えれば、あとはさほど痛みを感じません。
ちなみに、冬場は寒いために献血する人が少なく、血液が不足気味になるので、協力を申し出ると熱烈歓迎されます。
誰かを救うために、ほんのちょっと勇気を出してみませんか?

投稿者 龍之介 : 2006年12月21日 10:53

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