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2007年10月30日

たまには映画鑑賞

 最近、家族がレンタルDVDを借りてきてくれるので、映画を見る機会が前より少し増えました。
 先日見たのが、『HAPPY FEET』というアニメーション。「踊るペンギン」としてちょっと話題にもなっていたので、いつか見たいと思っていた作品です。
 ストーリーもちゃんとありますが、それで魅せるというよりは、とにかくペンギンが踊る、ということが重要なお話に思えました。これがなかなか可愛いかったです。
 考えてみると不思議なのですが、ただペンギンが踊る、ということが、どうして人の心を動かすのでしょう。
 アザラシの水槽や、オランウータンの空中散歩で有名になった旭山動物園に行った時にも感じたことですが、大勢の人が同じものを見て、同じように驚いたり喜んだりしている、しかも自分もその中にいて、同じ心の揺れを感じているのは、日常あまりない不思議な経験でした。
 野球やサッカーなどのスポーツを、テレビではなく、生で観戦するのとも似ているでしょうか。
 あまり熱狂し過ぎて我を無くしてしまったらと考えるとちょっと怖いので、比較的冷静に熱くなれる野球が、自分は好きですが。

 さて、この『HAPPY FEET』という映画、途中まではわりと何も考えずに楽しく見ていたのですが、ラストがちょっと印象的でした。
 見ていない方のためにくわしくは書きませんが、「踊り」がみんなを結びつけ、なんだか世界を救ってしまう(?)ような感じです。
 言葉の通じない者同士が「踊り」でつながるシーンが、説明的なセリフがなくても、不思議と納得できてしまいました。なんだか訳もなく体を動かしたくなってしまいます。

 映画はだいたい2時間くらいの短い時間に、いろんなものがつまっています。目が弱いのであまり頻繁にとはいかないのですが、また時間のある時に見る作品を、今から物色しておこうかな、と思っています。

投稿者 YUKI : 2007年10月30日 09:27

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