« こりゃあ春から縁起がいいわいな | メイン | 空間定位について(1) »

2007年01月16日

妄想するしか方法がない話

皆様、いかがお過ごしでしょうか。2006年が遠い記憶の彼方になってしまった龍之介です。
よく考えたら、まだ2週間程度しか経っていないのに、紅白歌合戦もずいぶん前のように感じられます。あと、クリスマスもまだ3週間程度しか経っていないのに、もう何ヶ月も昔のように思えます。
もしかしたら、これは年またぎという一つの境界線を越えたことで、過去を振り返らずに未来に目を向けろというメッセージなのかもしれません。と、都合のいい解釈だけしておきます。

そんなことを言いながら、今回のテーマは去年の年末にあった出来事です。
新聞で読んだ人も多いと思うのですが、昨年12月25日に日本漢字能力検定協会が、笑える変換ミスを集めた「変漢ミスコンテスト」を発表し、「遅れてすいません、怪盗アンデス(正しくは、回答案です)」が「年間変漢賞」に選ばれました。 
この記事を見た瞬間、思わず腹を抱えて笑ってしまいました。もし、お茶でも飲みながら新聞を読んでいたら、吹いていたおそれがあります。かなり危険な不意打ちです。
で、怪盗ルパンみたいに、「○時にお宝を頂きます」と予告状を出しておきながら、その時間をすっかり忘れ、慌てて気付いた怪盗アンデスが「遅れてすみません」とお詫び状を出したのかと、ついつい想像してしまいました。
そう考えると、怪盗アンデスは随分と律儀なんですね。いずせにせよ、警察にとってはたまったものではないでしょうけど。
ただ、その腰の低さに心を打たれ、どこかのペンネームで怪盗アンデスと名乗りたい気分になりました。もしかしたら、そんなことを考えている人が他にもいそうなので、重複する可能性が高いかもしれませんが。

この他にも、「花屋で献花買って行くね」→「花屋で喧嘩勝って行くね」(喧嘩に勝っても傷害罪で逮捕されるので負けです)や、「ドアは鎖かけているから大丈夫」→「ドアは腐りかけてるから大丈夫」(他人を近づけない上では大丈夫かもしれませんが、安全面では何の保証もないですね)、「お客様用トイレ」→「お客彷徨うトイレ」(あても無くうろうろされたら用が足せません)など、ちょっとした小話みたいなものが多く、ついクスクスと笑ってしまいました。

ただ、このブログもパソコンを使って書いている以上、「明日はわが身」の可能性もあるため、あまり他の人のことは笑えないかもしれません。極力気をつけていても、結構誤変換が結構ありますので。
とにかく、何度も推敲するしかないですね。ちょっと面倒でも、妄想するしか方法がない……じゃなくて、もう、そうするしか方法がないのですから。

投稿者 龍之介 : 2007年01月16日 11:02

コメント

コメントしてください




保存しますか?