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2006年09月24日

共時性1

城谷小夜子です。
今浄瑠璃研究会から帰宅しました。
帰るときは、心落ちつかせなくてはなりません。
米津先生のお宅に忘れ物をしました。
明日、取りにいかなくては・・・
その場に自分の心がちゃんとないと、こういうことになってしまいます。
先生は、その人をわたしに紹介したかったんだけれど、
わたしはその人を見た瞬間に、「あわないなぁ」と思ってしまいました。
わたしは、そそくさと帰りました。
折角の出会いのチャンスを逃したかもしれません。
チャンスを逃してもOKだし、生かしてもOK。
今生はたった一度だから、
失敗も成功も、喜びも悲しみもみな味わいたいと思う。
本当に縁のある人であるならば、
またきっとどこかで巡り会うだろう。

シンクロニティ(共時性)を勉強し始めています。
この世は共時性で満ちている。
昨日面白い共時性が起きた。
今制作している芝居は、近松門左衛門の作品で、
大阪・天王寺さんの愛染明王のはなし。
近々、天王寺さんにお参りとロケに行かなくては、と思っていた。
昨日はお彼岸の中日。夫とお墓参りに行った。
お寺は、東京・北千住の真福寺さん。「11時から本堂にて大法会」と書いてある。
「せっかくだからこれに出ようよ」
思えば、これが共時性の始まりだった。
お説教があった。「わたしの友人の天王寺の住職が・・・・」
わたしは、「え!」と驚いた。
お説教のあと、
「今後の芝居は、天王寺の愛染明王さんゆかりの物語なんです・・・」
「大学の一年後輩で、愛染堂の住職してます。わたしの名前をいって訪ねてください・・」
う〜ん、これはすごい助けだ。
天王寺のご住職に直接お会いできるチャンスがうまれた。
大きな力を感じる。
こういう共時性が起きるとき、
「この芝居は世に出していいよ」、という
近松さんからのメッセージと、わたしは受け取る。
作品の名前は『瑠璃姫物語〜賢女手習並新暦より』

投稿者 城谷小夜子 : 2006年09月24日 18:16

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